ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう [DVD]
- 出版社/メーカー: 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
- 発売日: 2005/04/28
- メディア: DVD
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ウディ・アレン監督の初期の作品です。SEXにまつわる7つのエピソードで構成された作品で、あまりにもくだらないのですが、ウディ・アレン監督のウィットが効いていて、それが分かる人にはとてつもなく面白い作品と言えるでしょう。私は完全にツボにはまって、最初から最後まで笑いが止まりませんでした。
「媚薬の効能」は、 宮廷内で道化師が王妃を媚薬でそそのかして寝とろうとするが、貞操帯に阻まれ、貞操帯を壊す音に気づいた王様にバレてしまい、打ち首となる話。
「ソドミーって何?」は、雌羊に惚れ込んだ男から相談を受けた医師が、自ら羊の虜になってしまう話。
「エクスタシーは所を選ばず」は、人前でないと興奮しない女の話。カップルは公の場で隠れてSEXを繰り返す。
「女装の歓び」は、女装趣味を隠していた男が、娘婿の両親の家を訪ねた時にその癖が出てしまい、警官が出動する騒ぎとなる話。
「これが変態だ」は、変態たちが出演してその変態度合いを競い合う番組を描いた作品。パネラーたちは出演者の性癖を当てる。
「SFボイン・パニック」は、研究助手を希望する男とジャーナリストの女が、SEXを研究する博士の研究室を訪ねる話。巨大な乳房が研究所を抜け出し、大騒ぎとなる。
「ミクロの精子圏」は、女とベッドインする男の体の中をパロディー化した作品。精子に扮するウディ・アレンが、脳の指令に基づいて体外に放出される。
、、、という感じで、そのあまりにもくだらない内容がお分かりになるかと思います。
これは、ある意味、ウディ・アレンの数ある作品の中で、ジョークが最も生き生きと表現された作品かもしれません。
最後の「ミクロの精子圏」は、もちろん有名な映画のパロディーですが、ウディ・アレン自らが演じる自信なさげな精子役は正にハマりどころです。
個人的にはツボにはまった作品でした。