大変残念なニュースです。
アンパンマンの正義については、６年前にこのブログでも取り上げさせていただきましたが、ヒストリー・チャンネルの番組を見て、やなせ氏の正義に対する捉え方に強烈な感銘を受けたことを覚えています。以下の記事をご参照いただければと思います。
http://d.hatena.ne.jp/loisil-space/20070630/p1
やなせ氏がなぜかっこ悪く愚直に正義を体現するアンパンマン像を描かなければ成らなかったのか、この番組を見てはっきりと理解することができました。世界中の正義が相対的で脆いものだったからこそ、やなせ氏は誰もが正義と認めざるを得ないアンパンマンを描かなければならなかったのです。
ご冥福をお祈りいたします。
