スティーブ・マックィーン主演の1965年のギャンブル映画です。
キッド(スティーブ・マックィーン)は、ニューオリンズでポーカーで敵なしの賭博師だった。そこに、ランシーという有名な賭博師がやってくる。
キッドはランシーとの一戦に挑む。多くの住民たちが固唾を飲んで見守る中、参加者たちは次々と脱落していき、やがてキッドとランシーの一騎打ちとなる。時々休憩を挟みながら対戦は続く。
場を仕切るシューターは、キッドに有利なイカサマを持ちかけるが、キッドはこれを拒否。
結局、最後、ランシーがロイヤルストレートフラッシュでキッドを破る。。。
最初から最後までポーカーの試合三昧なのですが、それでも観るものを離さない魅力がこの作品にはあります。
キッドにはクリスチャンという健気な恋人がいましたが、一時、シューターの美人妻がキッドに擦り寄り、キッドも心が緩んでしまいます。しかし、キッドが勝負に敗れて一文無しになった時に駆け寄ってきたのはクリスチャンでした。
スティーブ・マックィーンの渋さももちろんかっこいいのですが、このクリスチャンの健気さもこの作品の魅力の一つでしょう。
シンプルだけど心に残るいい作品でした。