1967年のフランス映画です。
飛行機クラブのマヌー(アラン・ドロン)とエンジニアのローランは、いつも突飛な挑戦を繰り返している。そこに、芸術家の女レティシアが紛れ込んできた。3人は凱旋門を飛行機で潜り抜けようという無謀な試みにチャレンジするが、失敗。おまけにマヌーは操縦免許まで剥奪されてしまう。
そこで3人は、コンゴ沖で財宝を積んで墜落した飛行機の捜索にチャレンジすることに。墜落した飛行機に乗っていたという男も合流して、見事飛行機を見つけ、財宝を手にしたが、偽警察官との銃撃戦でレティシアが命を落としてしまう。
マヌーとローランは、レティシアの出身地に赴き、そこで見つけた親類の少年に財宝を託す。少年は2人を要塞のような島に連れて行く。ローランはその島に残ることに。
しかし、マヌーが再びその島に足を運んだ時、財宝を狙う一味に襲われ、マヌーは命を落とす。。。
Les Aventuriers (1967) ~ François de Roubaix
いかにもこの時代のフランス映画らしいテイストに満ち溢れています。不思議な日本人や日本料亭が登場したりするのも、この時代のフランス映画の特徴?といえるかもしれません。
ストーリー的にはこれといって魅力的なわけではありませんが、3人の刹那的なチャレンジ精神に惹かれる面があることは否めません。
映画全体の雰囲気を特徴づけている音楽もいいですね。
ちなみに、この作品に出てくる要塞島は「フォール・ボワヤール」という島で、かつては要塞として建造されたものの、その後は監獄として使われた後、現在はテレビ制作会社の所有となっているようです。