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映画、書評、ジャズなど

里見紀子・ウィリアムス浩子@六本木アルフィー

ジャズ

 久々に六本木アルフィーに行きました。里見紀子(vln) ウィリアムス浩子(vo) 今泉正明(p)というメンバーですが、目当てはウィリアムス浩子さんです。最近の女性ヴォーカリストの中の注目株で、前々から一度聴いてみたいと思っていたのですが、ようやく実現しました。
http://www.utagokoro.com/
 選曲はスタンダード・ナンバーが中心で、1stステージでは♪Poinciana, ♪Fly Me To The Moon, ♪Caravan, ♪Time For Love, ♪My Favourite Things, 2ndステージでは♪Old Devil Moon, ♪Close To You, ♪Skylark, ♪My Funny Valentine などが演奏されました。

 ♪Poincianaはあまりライブで聴くことが少ない曲ですが、浩子さんは高音から低音まで幅広い声域をうまく操っていました。♪Time For Loveも大変素晴らしいヴォーカルを披露されていました。

 里見紀子さんの演奏も初めて聴きましたが、ヴァイオリンが大変スイングしていました。

 ウィリアムス浩子さんは曲によって全く違う雰囲気を醸しだすヴォーカリストです。高音の歌い方と低音の歌い方が全く違うのですが、どちらもそれぞれに個性があります。曲の紹介も実に知性が溢れていて、深夜ラジオのDJのような雰囲気を出しており、しゃべり自体がジャズになっているような感じです。英語の発音もよく日本人ヴォーカリストにありがちなぎこちなさは全く感じられず、おそらくは詩の意味をきちんと理解して歌っているであろうことが伝わってきます。

 ウィリアムス浩子さんは何枚かのアルバムを出しています。私の持っている『From The Musical』は5曲入りのコンパクトなアルバムですが、スローテンポ中心のアレンジで、ゴージャス感が出ています。ただ、この方はCDよりも実際のライブの方がはるかに良さが伝わってくる気がします。

From The Musicals

From The Musicals

 スター性も備えており、最近の若いジャズ・ミュージシャンの中では圧倒的に注目の存在です。これからの活躍が楽しみです。