読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる
映画、書評、ジャズなど

金沢JAZZ STREET 1日目

http://www.kanazawa-jazzstreet.jp/event_hc.html
 今日から本格的に始まった金沢JAZZ STREET。今年が第1回目だそうです。金沢には一度きちんと行ってみたかったこともあり、この際、4泊の予定で金沢入りしてしまいました。

 着いたその夜は、金沢市文化ホールアキコ・グレースのライブです。メンバーはアキコ・グレース(p)、向井滋春(tb)、坂井紅介(b)、力武誠(ds)、西尾健一(tp)というラインナップです。坂井紅介さんはBody&Soulでしばしば演奏を聴いたことがありますが、その技巧的なテクニックは日本のベーシストの中でもトップクラスです。

 冒頭はトリオで、♪Beautiful Love、♪Night and Dayからスタート。トロンボーンが入って♪Someone to Watch Over Me。なかなかの選曲です。それから、トランペットも入って、チャーリー・パーカーの♪Confirmation、そして定番の♪Caravan。

 スタンダード・ナンバー中心の分かりやすいステージでした。

 坂井さんのベースは相変わらず安定した演奏でしたが、何と言っても良かったのはアキコ・グレースさんのピアノです。ゴージャスで素敵なルックスもさることながら、ピアノのテクニックが抜群でした。指の動きが早い上に実に正確です。かといって技巧的に走ることなく、オリジナルのメロディーを大事にしたアレンジには大変好感が持てました。名実共に日本のピアニストの最高峰に位置しています。

 トロンボーンの向井さんの♪Someone to Watch Over Meも、個性的な演奏でなかなか素敵でした。

 会場もほぼ満員で、みな一様に満足されていたのではないかと思います。

 この金沢JAZZ STREETでは、このほか、街角ライブが多数展開されているようですし、また、金沢市民芸術村では、一流のジャズ・ミュージシャンたちが直に日本の生徒に対して楽器を教える催しもあるようですので、明日以降、そういった試みについてもいろいろ見てみたいと思います。

 ジャズによる街の活性化の可能性を探るという意味で、非常に期待しています。