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映画、書評、ジャズなど

北島直樹@em's

 em'sは銀座の数寄屋橋の近くにあるこじんまりとしたジャズ・バーです。
http://www.jazzbar-ems.com/index.php
 昨晩は、北島直樹さんというピアニストの演奏を聴いてきました。普段は寺島尚子さんと演奏活動をされているようです。

 演奏された曲は、♪Alone Together,♪How High The Moon,♪That Old Feeling,♪Armandos's Rhumba,♪Wave,♪Say It,♪Nardis,♪Caravan,♪Star Eyesなどなどのスタンダード・ナンバーが中心で、いずれの曲もオリジナル曲のメロディーラインをしっかり残しつつ演奏されており、大変バランスの取れたアレンジでした。スタンダードがあってこそジャズと常日頃から考えている自分にとっては、とても理想的な選曲&演奏でした。

 ところで話は逸れますが、この日演奏された♪Alone Together,♪How High The Moonは私の大好きなChet Bakerのアルバム「Chet」の冒頭の2曲です。

Chet: Keepnews Collection

Chet: Keepnews Collection

 Chet Bakerといえばウェストコースト・ジャズの典型的なミュージシャンで、ジェームス・ディーンのような雰囲気を持ったトランペッターですが、その最高傑作ともいえるアルバムが「Chet」です。Bill Evance(p)、Paul Chambers(b)、Herbie Mann(fl)、Kenny Burrell(g)といった今考えるととてつもない大物たちが参加しています。歌入りのChet Bakerの作品ももちろん好きですが、一番はやはりこのアルバムでしょう。この独特の哀愁感はChet Bakerにしか出せません。

 モダン発祥の地でもある銀座という町は、本来ジャズが最も似合う町であると思いますので、こういうところからジャズ文化が再び大きく盛り上がっていけば素晴らしいことだと思います。