映画、書評、ジャズなど

「国宝薬師寺展」@東京国立博物館

http://yakushiji2008.jp/
 先日東京国立博物館で始まったばかりの薬師寺展を見てきました。

 見所は、金堂の日光・月光菩薩立像(国宝)が薬師寺の外で初めて公開されるということです。そして、展示では、2体をやや離れた高い位置から見比べられるのと、それぞれの仏像を横や後ろから見ることができるということです。

 それぞれの仏像とも、前から見たお腹は豊満でポコッと膨らんでいる感じなのですが、横から見ると、背中から腰にかけてグッとくびれているのがよく分かります。つまり、決して太ってお腹が出ているのではなく、お腹をグッと前に突き出している姿勢で立っているというわけなのです。

 こうした発見ができるのも、仏像が横から見られるメリットです。

 是非、足を運んでみてください。