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映画、書評、ジャズなど

「潮風のいたずら」★★★★

 

潮風のいたずら [DVD]

潮風のいたずら [DVD]

 

 ゲイリー・マーシャル監督の1988年の作品です。『プリティ・ウーマン』の監督だけあって、ベタの恋愛コメディですが、ラストシーンは楽しめます。

 

富豪の女ジョアナは、クルーザーを保有し、スタッフをこき使いながらわがままな暮らしをしていた。

そこに、大工のディーンがクローゼットの修理で呼ばれた。ディーンが作った靴箱は、ジョアナが求める材質でなかったため、ジョアンは代金の支払いを拒み、ディーンはジョアナを恨んでいた。

そんなある日、ジョアナは真夜中に甲板に出たところ、海に転落してしまう。運良く別の船に助けられたものの、ジョアナは記憶喪失に。ジョアナの夫は妻を見放し、クルーザーで放蕩生活を送る。

 

そんなジョアナをテレビで見たディーンは、未払い代金の貸しを取り戻すため、自らジョアンの夫だと名乗り出て、貧しい家に連れて行き、4人の子供達の世話や家事をやらせる。そんな生活に慣れないジョアナは戸惑いながら生活するも、やがてそんな生活に幸せを感じるようになる。

 

やがてジョアンの夫がジョアンを迎えにやって来る。ジョアンはそこで初めて記憶を取り戻し、元のセレブな生活へ戻っていく。

しかし、ジョアンは、ディーンたちとの幸せな生活が忘れられない。ディーンやその子供たちも、ジョアンに戻ってきてほしいと願い、船に乗ってジョアンの乗るクルーザーへと向かう。

ディーンとジョアンは共に海に飛び込み、海上で熱い抱擁を交わした。。。

 

 

ラストのシーンで二人がまさか海に飛び込むとは、意外な展開です。このラストのシーンがなければ、この映画に対する評価はだいぶ違っていたと思います。

このラストシーンには伏線があって、ディーンがジョアンに、似たような伝説を話す場面があります。それは二人とも死んでしまう悲しい話なのですが、それがラストシーンでは、ハッピーエンドになっています。

こんあ大袈裟なエンディングは、今ではなかなか受け入れられにくいと思いますが、当時のバブリーな雰囲気を象徴しているような気がします。