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映画、書評、ジャズなど

「夕陽に赤い俺の顔」★★★☆

 

あの頃映画 「夕陽に赤い俺の顔」 [DVD]

あの頃映画 「夕陽に赤い俺の顔」 [DVD]

 

篠田正浩監督、寺山修二脚本というある意味豪華なスタッフによる1961年の作品です。

 

建設会社の専務が殺し屋を雇うことを仲介人に持ち掛ける。候補に挙がったのは、殺人を生業とする7人。一番銃が上手い人が雇われるということで、競馬場で1位になる騎手を撃つというコンテストが行われた。しかし、コンテストに勝ったのは、7人の中のだれかではなく、石田春彦という二枚目の男だった。

 

石田は専務から正式に殺しを依頼される。ターゲットは、建設会社の闇を取材している茉那だった。茉那は親の会社がその建設会社からのいじめを受けたことの恨みを晴らそうとしていた。

 

しかし、石田は茉那に惚れる。そして、殺し屋たちは石田を殺そうとする。そして茉那を無理やり自宅から連れ出そうとしたところに、石田が駆けつけて、間一髪救出する。逃げる2人を殺し屋たちが追い詰めるが、そこに警官たちが駆けつける。実は、石田は警察官だった。。。

 

 

最後、夕陽をバックに、石田に惚れていた殺し屋の女が、石田と茉那に別れを告げる場面は、とても印象的です。

 

篠田監督といえば、『瀬戸内少年野球団』が思い浮かびますが、それに比べると、この初期の作品は大変粗削りで、決してクオリティが高い作品とは思えないのですが、独特の時代感を醸し出しています。特に主題歌のダサさは秀逸です。

 

若き日の岩下志麻が最大の見どころかもしれません。