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映画、書評、ジャズなど

「明日に処刑を」★★★☆

映画

 マーティン・スコセッシ監督の初期の作品で、1972年の作品です。

 父を飛行機事故で亡くしたパーサが貨車に乗って移動している途中、過激な共産主義者のビルと出会い、2人は恋人になる。さらに、賭博詐欺師のレーク、黒人のヴォンと出会い、4人は共に行動する。途中、保安官に捕らえられるも、集団で抵抗して脱走を図る。列車を止めて乗客から金品を奪ったり、やりたい放題。
 ビルとヴォンが牢屋に入れられている間、パーサは売春宿に滞在するも、やがて逃げだし、ヴォンと再会。ビルが脱獄して隠れている住処を訪ねて、ビルと再会して愛を再確認する。

 しかし、すぐに追っ手がやってきて、激しいビルとパーサは捕らえられる。ビルは貨車に磔にされて殺害される。そこにヴォンがやってきて激しい銃撃を加える。

 ビルが磔となった貨車は動き出す。パーサはその後を伴走しながら追っていく。。。

 スコセッシ監督らしさは既に現れていますが、なにせあまりお金をかけずに制作されたとのことで、セックスシーンの安っぽさは否めません。

 しかし、1930年代頃のアメリカの雰囲気は良く描かれているように思います。

 ちなみに、原題は“Boxcar Bertha”ですが、邦題と随分違います。原題が良いかどうかは何とも言えませんが、いずれにしても、邦題がかなり意味不明であることは確かです。