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映画、書評、ジャズなど

「ローマに消えた男」★★★

映画


映画『ローマに消えた男』予告編 - YouTube

イタリアの野党党首が、そっくりな兄弟に入れ替わるという設定の映画です。

 

イタリアの野党党首のエンリコは、選挙の支持率が伸びず、ストレスで突然失踪し、元彼女の家庭に転がり込む。秘書のアンドレアは、エンリコの失踪をひた隠しにするが、エンリコにそっくりな兄ジョヴァンニに会い、ジョヴァンニをエンリコの代役に仕立てることにする。

ジョヴァンニは得意な弁舌によって野党の支持を盛り返していく。一方、エンリコも元恋人のもとで映画製作を手伝ううちに、次第に回復していく。

ところが、今度はジョヴァンニも失踪してしまう。秘書は必死に探し回るが、見つからず、仕方なくエンリコの自宅にたどり着くと、そこにはエンリコが。エンリコは上機嫌に鼻歌を口ずさむのだった。。。

 

エンリコとジョヴァンニの一人二役を演じるイタリアの俳優さんはなかなか素晴らしかったです。

しかし、頂けなかったのはラストシーンです。エンリコの上機嫌な鼻歌は何を意味するのか?さらに、それはそもそもエンリコだったのか?ジョヴァンニだったのか??

よく言えば、考えさせられるラストシーンだったわけですが、率直に言えば、ラストシーンの意味不明さによって、映画全体が台無しになってしまった感じもします。

ジョヴァンニがなぜこれだけの人気を博したのかも、いまいち説得力がありません。

映画のコンセプト自体は悪くなかっただけに、少し残念な作品でした。