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映画、書評、ジャズなど

TOKYO CINEMA JAZZ TRIO@六本木アルフィー

 昨日は久々に六本木のアルフィーです。

 大坂昌彦(ds) 片倉真由子(p) 井上陽介(b) の3人が“TOKYO CINEMA JAZZ TRIO”としてこのたび映画ソングばかりを集めたアルバムを出したのを記念したライブです。

 当然のことながら、ラインナップも映画ソングばかりでした。最初の曲はデューク・ジョーダンの名盤中の名盤「Flight to Denmark」の冒頭に収められている♪危険な関係のブルース(NO PROBLEM)。♪LOVE LETTERS, そしてベニー・ゴルソンの♪KILLER JOE, ♪ロミオとジュリエット, ♪ニューシネマパラダイス, ルグランの♪SUMMER KNOWS, 映画「黒いオルフェ」の最後に流れる♪SAMBA DE ORFEU, ♪シャレードなど、どれも知っている曲ばかりで安心できるライブでした。

 中でも良かったのがルグランの♪SUMMER KNOWS。片倉さんのピアノが光っていました。それから♪SEPTEMBER SONG。この曲のアレンジについて大坂さんが、アーマッド・ジャマルの♪POINCIANAのアレンジに倣ったものと説明されていました。 アーマッド・ジャマルのこの演奏は後のジャズ演奏に大きな影響を与えたとのこと。確かにこうしたトーンのアレンジのジャズ演奏はよく聴きますが、その原点がアーマッド・ジャマルの♪POINCIANAだったということは初めて知りました。

 片倉さんのピアノもさることながら、井上さんのベースと大坂さんのドラムの正確さがあってこそ、ピアノ演奏が光ってくるというものでしょう。3人の息がとても合っていました。

 ジャズライブはやはりスタンダード中心であってほしいものだと常日頃から思っており、今回この素晴らしい3人組が映画のスタンダード曲にこだわったアルバムを作成されたことは大変喜ばしいことだと思います。