久々にコットン・クラブでジャズ鑑賞です。
今宵はエリック・アレクサンダー・カルテット。毎度お馴染みのメンバーで、Eric Alexander (sax), Harold Mabern (p), Nat Reeves (b), Joe Farnsworth (ds)というラインナップです。
スタンダードを淡々とひたむきに演奏するスタイルがエリック・アレクサンダーの持ち味であるわけですが、今回のステージも決して期待を裏切らない出来映えでした。
♪黒いオルフェや♪My Grown-up Christmas Listなど聴かせる曲が並び、ジョー・ファンズワースの小刻みなドラムが冴えわたり、ナット・リーヴスは安定感のあるベースを聴かせてくれ、メイバーンも年を感じさせない豪快で繊細なプレーを聴かせてくれました。
このカルテットは決して派手な部分は少ないのですが、それぞれのメンバーが持ち場持ち場をしっかりと固め、とびきりのサプライズもない反面、期待を裏切ることもない、という極めて堅実なステージを披露してくれるところが特徴のような気がします。
今ではすっかり日本でも大物感が漂うようになり、本日も超満員の聴衆を魅了してくれました。