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映画、書評、ジャズなど

「寒戦(Cold War)」★★★★

 飛行機の中で見た香港警察映画です。警察内部での権力闘争を描いた作品です。

 香港警察の2人の副長官はいずれも長官ポストを狙っていたが、そんな中で複数の警察官が車ごと失踪し、身代金が要求される事件が起こった。失踪した警察官の中には、副長官の1人の息子も含まれていた。
 長官が出張中だったことから、当初事件捜査の指揮はレオン・カーフェイ演じる方の副長官が執っていたが、アーロン・クォック演じるもう1人の副長官はその捜査方法の法的問題点を指摘し、結局アーロンが指揮することになるのであるが、はめられて身代金を奪われてしまう。
 この事件には警察内部の関係者が関与していたことは明らかであったが、実はレオン演じる副長官の息子自身が父親を長官にするための手柄を立てさせるために仕組んだものであることが判明。
 結局、長官ポストを手に入れたのは。。。


 『インファナル・アフェア』以来の傑作という触れ込みの作品ですが、題材として警察内部の権力闘争を取り上げた点は確かに良かったと思います。アーロン・クォックとレオン・カーフェイの演技も味があってそれぞれ素晴らしかったと思います。

 ただ、話の展開が分かりやすいかというと、少しストーリーを追いにくい点があったことも事実です。登場人物の誰がどちら派かという点が分かりにくかった部分もありました。

 再度見直すとおそらくもう少しすっきりとした感じが残るのではないかという気がした映画でした。

一言で「惜しい」映画でした。