- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2010/04/21
- メディア: DVD
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サンフランシスコに138階建ての超高層ビル「グラス・タワー」が完成し、ビルのオーナーのダンカン氏はビルの上階で盛大な完成パーティーを開いていた。しかし、このビルの電気配線の責任者であるダンカン氏の娘婿は、設計を勝手に変更してコスト削減を図り、防火設備も不備な状態であったため、案の定、ビルがライトアップされると火災が発生した。火災の発生の連絡を受けたダンカン氏も、完成パーティーを直ちに中止せず、大勢の参加者が上階に取り残されてしまう。
ビルの設計者のダグ・ロバーツ(ポール・ニューマン)と、消防隊長のマイケル・オハラハン(スティーヴ・マックィーン)は懸命の救助と消火活動にあたるが、延焼は一向に収まらず、パーティーの参加者が取り残されている上階にも火の手が迫ってきた。
最後の手段として、2人は、その上にある貯水槽を爆破して水を流すことによって火を消すという荒治療に出る。これは爆破によって行うため、危険を伴うものであった。
この作戦が功を奏し、火は消し止められた。結局、この火災で大勢の死者が生じたのだった。。。
この映画の製作年が1974年であることを考慮すれば、その特撮技術のすごさに驚きます。てっきり実在のビルかと思いきや、架空のビルだそうです。エレベーターが宙づりになるシーンや、隣のビルへのロープを伝っての避難シーンなどは、思わず手に汗握ってしまう迫力があります。
ストーリーは至ってシンプルですが、それでも最後まで飽きさせない技術はさすがハリウッドです。