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映画、書評、ジャズなど

「愛と哀しみの果て」★★★★

映画

 アフリカの壮大な景色をここまで美しく撮った映画はないのではないかと思います。この映像が見たいがために、たまに改めて見直してみたくなるような作品です。

 デンマーク人のカレン(メリル・ストリープ)は男爵と結婚し、農場を経営するために一緒にアフリカに渡る。しかし、現地に着くと、夫婦の思惑の食い違いが徐々に表面化し、2人の関係に亀裂が入り始める。そしてカレンは、アフリカで途中に出会ったデニス(ロバート・レッドフォード)に次第に惹かれるようになる。

 カレンは梅毒にかかったことが判明し、しばらくデンマークで療養するが、再びアフリカに戻ってくる。子どもを産めない体となったカレンは、アフリカで子どもたちに教育を施そうとする。やがて、夫と別居したカレンは、デニスと一緒に暮らすようになる。しかし、自由を求め続けるデニスはカレントの結婚を望まず、デニスはカレンの家を離れる。

 カレンの農場は火事に見舞われ、カレンはアフリカを去ることを決意する。カレンがアフリカを離れる直前、デニスは飛行機事故で命を落とす。カレンは、アフリカの大地にデニスの墓を作る。

 カレンはその後デンマークに戻った。アフリカからの便りによれば、デニスの墓の周りには雌雄のライオンがときどき訪れるとのことだった。。。


 デニスとカレンが2人で飛行機に乗るシーンで、上空からアフリカの大地を映した映像は絶品です。このシーンがあるだけでも、この作品を何度も見直す価値があるように思います。

 ストーリー自体には大した魅力を感じませんが、この映画の映像美は圧巻です。よくここまで撮ったなぁ〜と感心してしまいます。

 数年おきに見たくなるような印象的な作品です。