エリック・アレキサンダー・カルテット(Eric Alexander Quartet)の公演をCotton Clubで鑑賞してきました。
エリックは最近立て続けに『Revival Of The Fittest』『Chim Chim Cheree』といった素晴らしいアルバムを発売し、正に波に乗っている印象です。
- アーティスト: Eric Alexander,Harold Mabern,Nat Reeves,Joe Farnsworth
- 出版社/メーカー: High Note
- 発売日: 2009/09/18
- メディア: CD
- この商品を含むブログ (2件) を見る
- アーティスト: エリック・アレキサンダー・カルテット
- 出版社/メーカー: ヴィーナスレコード
- 発売日: 2010/01/20
- メディア: CD
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
以前も触れましたが、ハロルド・メイバーンはエリックのかつての師匠であり、ステージ上でエリックを暖かい眼差しで見守っているという感じです。ジョー・ファンズワースは目立ちたがり屋風な感じで、多少調子に乗ってドラム・テクニックを披露するところが持ち味です。
この日のステージは、エリックのサックスがさえ渡っており、技巧的に走りすぎることなく、エリックの持つスピード感がうまく前面に押し出されていました。ジョー・ファンズワースのドラムテクニックも今まで見た中では最も良かったのではないかと感じました。超ハイスピードの♪Brazilなどは圧巻でした。
ステージが終わってもすぐに控えに引っ込むのではなく、観客と談笑しながら時を過ごしている姿がとても好感が持てました。
今後の活躍が楽しみです。