ブルーノートでジョヴァンニ・ミラバッシのライブを見てきました。イタリア出身でパリ在住の若手ピアニストで、ジャンルカ・レンジ(ベース)、レオン・パーカー(ドラムス)というメンバーでのトリオです。
ミラバッシはいかにもイタリア人といった鼻の高い好青年です。演奏の幅も広いピアニストで、スピード感溢れる曲からしっとりとしたバラードも繊細に弾きこなすなど、豊かな才能が感じられます。
途中、同じフレーズの繰り返しでは単調な感もありましたが、このステージの圧巻はアンコールでした。しっとりとした♪Alone Togetherから最後の壮麗な♪Le Chant Des Partis Ansに切り替わるところなどは、洗練されたセンスを見せつけられる気がしました。
ベースの奏法も正確で、3人の意気がぴったりあったステージでした。