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両陛下、ジャズを鑑賞 結婚50年を祝い演奏会

天皇、皇后両陛下は8日、皇居・東御苑にある音楽ホールで「原信夫とシャープス&フラッツ」演奏によるジャズを鑑賞した。
 宮内庁皇宮警察の幹部職員らが出資して企画したもので、皇太子ご夫妻と秋篠宮ご夫妻、長女の黒田清子さんも出席した。陛下は時折皇后さまと言葉を交わしながら鑑賞。演奏後は会場を埋めた職員たちを振り返り、「今日は演奏会を催してくれてどうもありがとう」と感謝した。

http://www.asahi.com/national/update/0908/TKY200909080251.html

 天皇皇后陛下がジャズを聞かれるなんて意外です。

 皇后陛下は、かつてタイをご訪問されたときを振り返ってこんな発言をされています。

バンコクチェンマイ間の飛行中,国王陛下がそっとお席の陰から愛用のクラリネットを出して見せてくださり,私どものお願いを容(い)れ,ベニー・グッドマンの「メモリーズ・オブ・ユー」を吹いてくださったことも,懐かしく思い出されます。

 飛行機の中でこんな曲を聞いたら、さぞかし印象に残るでしょう。

 それにしても、天皇、皇后両陛下のご関心の広さには感服してしまいます。原信夫さんという戦後の日本ジャズ界を引っ張ってきた方をフィーチャーされたとは、さすが皇室の目は肥えています。原信夫さんもおそらく一生の思い出となったことでしょう。

 ジャズファンにとっては、たまらく素晴らしいニュースです。