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映画、書評、ジャズなど

岡本裕一朗「フランス現代思想史」

フランス現代思想史 - 構造主義からデリダ以後へ (中公新書)作者: 岡本裕一朗出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2015/01/23メディア: 新書この商品を含むブログ (15件) を見る レヴィ=ストロースの構造主義に始まり、ポスト構造主義、デリダの脱構築と…

ニーアル・ファーガソン「文明」

文明: 西洋が覇権をとれた6つの真因作者: ニーアル・ファーガソン,仙名紀出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2012/07/06メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 22回この商品を含むブログ (13件) を見る ハーヴァード大学で歴史学を教える著者が、西洋文明につ…

新雅史「商店街はなぜ滅びるのか」

商店街はなぜ滅びるのか 社会・政治・経済史から探る再生の道 (光文社新書)作者: 新雅史出版社/メーカー: 光文社発売日: 2012/05/17メディア: 新書購入: 12人 クリック: 323回この商品を含むブログ (57件) を見る タイトルからは想像できませんが、商店街を…

仲正昌樹「今こそルソーを読み直す」

今こそルソーを読み直す (生活人新書 333)作者: 仲正昌樹出版社/メーカー: 日本放送出版協会発売日: 2010/11/06メディア: 新書購入: 3人 クリック: 46回この商品を含むブログ (19件) を見る 近年、再びその思想が見直されているルソーですが、有名な「一般意…

東浩紀「一般意志2.0」

一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル作者: 東浩紀出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/11/22メディア: 単行本購入: 14人 クリック: 581回この商品を含むブログ (170件) を見る 最近Googleで検索語を入力すると、それに関連する可能性の高い語が続けて表…

國分功一郎「暇と退屈の倫理学−人間らしい生活とは何か?」

暇と退屈の倫理学作者: 國分功一郎出版社/メーカー: 朝日出版社発売日: 2011/10/18メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 13人 クリック: 146回この商品を含むブログ (126件) を見る 成熟した文明社会における大きな悩みの種である閑暇について、過去の哲学…

隈研吾「個人主義優先の近代に幕」

本日の日本経済新聞の経済教室に隈研吾氏が書かれていた論文が、かなり興味深いものでした。 隈氏は1755年に起こったポルトガル・リスボン地震の持つ重要性に着目します。この地震は歴史のハンドルを切るほど大きな災害をもたらしたらしく、人間の思考に…

寺田寅彦「津浪と人間」

寺田寅彦 津浪と人間 寺田寅彦のエッセイは以前も「日本人の自然観」を紹介しましたが、この「津浪と人間」と題するエッセイは、今回の震災にもっとストレートに当てはまる分析です。 昭和8年の三陸大津波の際に書かれたエッセイですが、今回の東日本大震災…

清水徹「ヴァレリー―知性と感性の相剋」

ヴァレリー――知性と感性の相剋 (岩波新書)作者: 清水徹出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2010/03/20メディア: 新書 クリック: 20回この商品を含むブログ (24件) を見る ポール・ヴァレリーといえば、 「我々文明なるものは、今や、すべて滅びる運命にあるこ…

岡倉天心「東洋の理想」

東洋の理想 (講談社学術文庫)作者: 岡倉天心出版社/メーカー: 講談社発売日: 1986/02/05メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 14回この商品を含むブログ (23件) を見る 震災復興を考える中で、東洋と西洋の対比という視点に改めて関心を抱いています。その観点…

震災と日本人の自然観

大地震と大津波の発生から2週間が経過しました。福島第一原発の状況が依然として予断を許さない状況にあるため、なかなか復興に向け本腰が入らないのがもどかしい状況です。また、被災者の方々の避難所生活が長引くことによる多面的な影響が大変心配です。…

自然の猛威と文明社会

濁った津波が街や田畑を猛烈な勢いで飲み込んでいく光景は、あまりにショッキングでした。押し寄せる津波に対して人々が何も為す術がない状況。。。ちょっと前までは文明社会の営みが行われていた場所が、あっという間に残骸の山になってしまう。。。文明社…

アントニオ・ネグリ来日中止

財団法人国際文化会館のホームページにおいて、アントニオ・ネグリの来日が中止になったと掲載されました。 http://www.i-house.or.jp/jp/ProgramActivities/ushiba/index.htm 2008年3月20日 アントニオ・ネグリ氏来日中止について 財団法人 国際文化…

奥武則「論壇の戦後史」

論壇の戦後史―1945‐1970 (平凡社新書)作者: 奥武則出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2007/05メディア: 新書 クリック: 2回この商品を含むブログ (20件) を見る 戦後の論壇が華やかなりし時の状況を、生き生きと描いた本です。かつての知識人たちが、自らの社…

木田元「反哲学入門」

反哲学入門作者: 木田元出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/12メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 41回この商品を含むブログ (48件) を見る ハイデガー関連を始めとする数々の著作で知られる著者が、ニーチェ以前の<哲学>に対してニーチェ以降の思想を…

仲正昌樹「集中講義!日本の現代思想―ポストモダンとは何だったのか」

集中講義!日本の現代思想―ポストモダンとは何だったのか (NHKブックス)作者: 仲正昌樹出版社/メーカー: 日本放送出版協会発売日: 2006/11メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 156回この商品を含むブログ (103件) を見る 現代思想の世界をのりにのって疾走し…

フランシス・ウィーン「マルクスの『資本論』」

マルクスの『資本論』 (名著誕生)作者: フランシスウィーン,Francis Wheen,中山元出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2007/09メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 9回この商品を含むブログ (27件) を見る ポプラ社が「名著誕生」というシリーズを始めたよう…

梅森直之「ベネディクト・アンダーソン グローバリゼーションを語る」

ベネディクト・アンダーソン グローバリゼーションを語る (光文社新書)作者: 梅森直之出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/05/17メディア: 新書購入: 47人 クリック: 569回この商品を含むブログ (104件) を見る ベネディクト・アンダーソンといえば、ナショ…

大屋雄裕「自由とは何か」

自由とは何か―監視社会と「個人」の消滅 (ちくま新書)作者: 大屋雄裕出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/09メディア: 新書購入: 11人 クリック: 199回この商品を含むブログ (91件) を見る 「自由」を考えるということがいかに難しいことかがよく分かる、…

エーリッヒ・フロム「自由からの逃走」

自由からの逃走 新版作者: エーリッヒ・フロム,日高六郎出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1965/12メディア: 単行本購入: 27人 クリック: 216回この商品を含むブログ (131件) を見る 近代人にとっての自由とは何かという問題意識を追求したあまりに有名な…

竹内洋「丸山眞男の時代」

丸山眞男の時代―大学・知識人・ジャーナリズム (中公新書)作者: 竹内洋出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2005/11メディア: 新書購入: 2人 クリック: 41回この商品を含むブログ (98件) を見る 本書は、丸山真男の思想を分析したものというよりかは、丸山…

塚原史「ボードリヤールという生きかた」

ボードリヤールという生きかた NTT出版ライブラリーレゾナント010作者: 塚原史出版社/メーカー: NTT出版発売日: 2005/04メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 28回この商品を含むブログ (9件) を見る ボードリヤールといえば、現代思想を語る上で欠かせない…

ヨゼフ・ピーパー「余暇と祝祭」

余暇と祝祭 (講談社学術文庫)作者: ヨゼフ・ピーパー,稲垣良典出版社/メーカー: 講談社発売日: 1988/12/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (5件) を見る この本は、講談社学術文庫に収められた百頁余りのものですが、労働を過大…

今村仁司「近代の労働観」

近代の労働観 (岩波新書)作者: 今村仁司出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1998/10/20メディア: 新書購入: 9人 クリック: 222回この商品を含むブログ (26件) を見る 私たちは、日々労働をして生活をしています。会社勤めであれば、毎朝8時や9時に会社に出…

菊池理夫「日本を甦らせる政治思想 現代コミュニタリアニズム入門」

日本を甦らせる政治思想~現代コミュニタリアニズム入門 (講談社現代新書)作者: 菊池理夫出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/01/19メディア: 新書購入: 6人 クリック: 81回この商品を含むブログ (35件) を見る この本は、良くも悪くも、コミュニタリアニズ…

カント「永遠平和のために」

永遠平和のために/啓蒙とは何か 他3編 (光文社古典新訳文庫)作者: カント,中山元出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/09/07メディア: 文庫購入: 19人 クリック: 104回この商品を含むブログ (100件) を見る 光文社古典新訳文庫がなかなか素晴らしいセレクシ…

吉見俊哉「親米と反米―戦後日本の政治的無意識」

親米と反米―戦後日本の政治的無意識 (岩波新書)作者: 吉見俊哉出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2007/04/20メディア: 新書購入: 2人 クリック: 32回この商品を含むブログ (52件) を見る この本を読んでまず感じるのは、 日本社会はアメリカ社会を他者として…