スペインのバルセロナを舞台にしたジャッキー・チェンの1984年の作品です。楽しめるコメディ・ストーリーと、ジャッキー・チェンやユン・ピョウのアクション・シーンが大変楽しめる作品です。
トーマス(ジャッキー・チェン)とデヴィッド(ユン・ピョウ)は、ワゴン販売車を使って商売をしている。
精神病院に入院しているデヴィッドの父親は、グロリアという女性と付き合っているが、グロリアにはシルビアという美人の娘がいた。
シルビアには窃盗癖があり、追われる身となってトーマスらの家に転がり込んできた。美人が家に来て浮かれるトーマスとデヴィッドであったが、まんまとお金を盗まれてしまう。
トーマスとデヴィッドはシルビアを雇って仕事を続けていたが、そんな中、シルビアはある一団に誘拐される。トーマスらの友人の探偵の男も、謎の一団からの依頼でシルビアを追っていた。
実はシルビアは裕福な伯爵の妾の娘であり、莫大な遺産相続を受けることとなっており、相続争いから追われていたのだった。
トーマスとデヴィッドは大格闘の末、シルビアを救出した。。。
ストーリーは適当という感じですが、とにかくアクションシーンのレベルが高いですね。ベニー・ユキーデという本物の格闘家との対決シーンがありますが、ジャッキー・チェン自らも一番気に入っていたアクション・シーンだったそうです。
純粋に心から楽しめるコメディ作品でした。